【玉ねぎ】宮崎野菜 やさい縁のお野菜紹介

昔は食べずに眺めてた

玉ねぎは野菜の中でもとても栄養価の高いものの一つです。
起源は古く、エジプトのピラミッド建設の労働者に報酬として配られていた、という記録も残っています。

日本に伝わったのは、江戸時代。
ただし、その当時はあくまで観賞用。花や球根部分を眺めていたと言います。

食用としては明治に入ってから、札幌で試験的に栽培が始まりました。

飴色の秘密

強い辛味・香味が特徴ですが、飴色になるまで炒めたタマネギは、元からある甘みや旨味が残り、「西洋のかつお節」と言われるほど多くの料理に欠かせない食材です。

ポリフェノールを多く含み、血栓予防やコレステロール値を下げる働きがあります。
「血液をサラサラにする」というのも有名な話ですね。

涙を誘うワケ

風通しのよいところであれば、常温でも保存可能です。
ただし、新玉ねぎはポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存がおすすめ。

調理の際に悩ましいのが、切るときに涙が止まらないこと。
これは、細胞がスライスされた時にsyn-プロパンチアール-S-オキシドという成分が気化し、目・鼻の粘膜を刺激するため。

水につけながら切ると成分が流れ、刺激も少ないと言われています。
また、電子レンジなどで加熱してから調理しても同様の効果が得られますが、風味が劣ります。

なんとか我慢して刻むしかないかもしれませんね。

新玉ねぎ

春頃に収穫して出荷される玉ねぎは、新玉ねぎと呼ばれます。
葉が倒伏した後に収穫し乾燥・貯蔵してから出荷される一般的な「黄玉ねぎ」に比べ、新玉ねぎは葉がみずみずしいうちに収穫、その後すぐに市場に出回るため、皮が薄くて水分が多くやわらかいのが特徴です。

苦みやにおいが少なく、柔らかいため、よりサラダなどの生食に向いています。
ぜひ、この季節にしか味わえない味をご堪能ください。